2009.09.22
アロイーズ展 私の愛は、蝶のように飛び去った…

アロイーズ展
【私の愛は、蝶のように飛び去った…】
アロイーズは、1886年にスイスで生まれ、ポツダムのサンスーシ宮殿でヴィルヘルムⅡ世の王室付司祭の子どもたちの世話係の職などを務めた。31才で統合失調症となり、31才から77才でなくなるまでの46年間を病院で過ごし、自分の精神世界を追い求めて絵を描き続けました。アロイーズの芸術性は、1947年、フランスの画家、ジャン・デュビュッフェ(1901-1985)により、見出されて世の人の知るところとなります。デュビュッフェは、このような美術の概念に束縛されない自由な表現を、アール・ブリュット(フランス語=生の芸術)と命名しました。
本展覧会では、アロイーズ研究の第一人者であり、アロイーズ財団の会長でもあるジャクリーヌ・ポレ=フォレル医師により厳選された、アロイーズ作品85点を展示します。10メートルを超えるものや、世界未公開作品も含めた、日本初の大規模な個展です。
アール・ブリュットへの関心が高まる日本において、その概念の原点に位置し、最も重要な作家として、ヨーロッパで高く評価されているアロイーズを広く見渡す事のできる機会となります。
本展覧会では、アロイーズ研究の第一人者であり、アロイーズ財団の会長でもあるジャクリーヌ・ポレ=フォレル医師により厳選された、アロイーズ作品85点を展示します。10メートルを超えるものや、世界未公開作品も含めた、日本初の大規模な個展です。
アール・ブリュットへの関心が高まる日本において、その概念の原点に位置し、最も重要な作家として、ヨーロッパで高く評価されているアロイーズを広く見渡す事のできる機会となります。
- ■会 場:北海道立旭川美術館
- 〒070-0044 北海道旭川市常盤公園無 TEL0166-25-2577
- ■日 時:2009年10月24日(土)〜2010年1月14日(木)
- ■休館日:月曜日
- (アロイーズ展中の月曜日の開催日:11月2日、23日、1月11日
振替休館日:11月24日(火)、1月12日(火)、年末年始休館は12月29日〜1月3日) - ■開館時間:9:30〜17:00(入場16:30まで)
- ■観覧料:一般1000円(800円)、高大生700円(500円)
- 小中生200円(100円)、障害者手帳をお持ちの方200円(100円)
※( )内は前売り及び10名以上の団体料金
※前売り券発売所:北海道立旭川美術館 ラポラポラ こども富貴堂
主催:北海道立旭川美術館 NPO法人ラポラポラ NPO法人はれたりくもったり
共催:ボーダレス・アートギャラリーNO-MA
後援:スイス大使館 社団法人日本精神科看護技術協会
助成:日本財団 スイスプロフェルベティア財団 太陽北海道地域づくり財団
共催:ボーダレス・アートギャラリーNO-MA
後援:スイス大使館 社団法人日本精神科看護技術協会
助成:日本財団 スイスプロフェルベティア財団 太陽北海道地域づくり財団
「私の愛は蝶のように飛び去った…」これは、アロイーズ自身が絵の中に書いた文章であり、姿を変貌させて美しい羽を広げる蝶を「再生の象徴」としたものです。
アロイーズ(1886-1918)は31歳で統合失調症を病み、46年間に及ぶ精神病院での入院生活で膨大な作品を残しました。高い教養を持っていたアロイーズは、オペラの場面や錬金術などの知識を自分なりに融合させ、独自の世界を描きました。「アール・ブリュット」の概念を発案した画家ジャン・デュビュッフェは早くから彼女の芸術に情熱的な関心を寄せ、主要な作家としてアール・ブリュット・コレクションに作品を加えました。以来、アロイーズの芸術は人々を魅了し、その評価は国際的に広がっています。
今展は、スイス・アロイーズ財団の協力により、初期から晩年に至るアロイーズ作品を一望することが出来る初めての展覧会となっています。
色鮮やかな作品群は、まさに蝶のように華やかに舞い、アロイーズの再生を物語ります。
この展覧会は表現のあり方についての問いを私たちに投げかけ、芸術の概念に衝撃を与えることでしょう。
アロイーズ(1886-1918)は31歳で統合失調症を病み、46年間に及ぶ精神病院での入院生活で膨大な作品を残しました。高い教養を持っていたアロイーズは、オペラの場面や錬金術などの知識を自分なりに融合させ、独自の世界を描きました。「アール・ブリュット」の概念を発案した画家ジャン・デュビュッフェは早くから彼女の芸術に情熱的な関心を寄せ、主要な作家としてアール・ブリュット・コレクションに作品を加えました。以来、アロイーズの芸術は人々を魅了し、その評価は国際的に広がっています。
今展は、スイス・アロイーズ財団の協力により、初期から晩年に至るアロイーズ作品を一望することが出来る初めての展覧会となっています。
色鮮やかな作品群は、まさに蝶のように華やかに舞い、アロイーズの再生を物語ります。
この展覧会は表現のあり方についての問いを私たちに投げかけ、芸術の概念に衝撃を与えることでしょう。
アロイーズ・コルパス 略歴

- 1886
- スイス・ローザンヌの中産階級に生まれる。
子供のころより成績優秀で教師となる。 - 1911
- ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世が暮らすドイツポツダム宮廷に司祭の娘たちの家庭教師として務める。
華麗な宮殿生活の中で教養あふれる人々の影響を受けながら知識を吸収し、開花させる。
アロイーズは次第に皇帝ヴィルヘルム2世に恋心を抱く。 - 1918
- 精神分裂症と診断され、セリー大学付属精神病院に入院することとなる。
官能的な愛の世界を象徴的な表現に託して描き始める。 - 1941
- ジャクリーヌ・ポレ=フォレル医師の理解によって創作は重要な進歩を遂げる。
- 1947
- フランス人画家ジャン・デュビュッフェに見出され、アール・ブリュットの作家として注目を集める。
- 1964
- 死去。
出展作品(抜粋)

Papesse des étudiant
(学生たちの女教皇)

Chantez la Liberté à la Gloire des héros de France et l’Amérique qu’ils ont découverte
(フランスの英雄たちの栄光と彼らが発見したアメリカを賛美する自由を歌いたまえ)

La Caporale Dieu Bien Fou / couchés dans l’herbe fleurie
(女性伍長 デュー・ビエン・フー /花咲く芝生の中で横たわった)

Le Soleil va baiser la terre
(太陽は地球にキスするだろう)

Dans le riche manteau du Bon Enfant
(ボナンファンの豊かなマントの中で)

Char de Salomé
(サロメの二輪戦車)
同時開催:北海道のアウトサイダー・アート
近年世界的に注目を浴びているアウトサイダー・アートは北海道においても見出すことができます。
本展はNPO法人ラポラポラが行なっている北海道全域の作品調査によって発見された作品を紹介します。
出展作家:藤井晋也/横山篤志/畑中亜美/西本政敏/得能サチ子/大橋公子/平瀬敏裕/日常学/高橋ヒサ子 ほか
関連イベント
※各イベントともに展覧会観覧料もしくは半券が必要です。
オープニングイベント
2009年10月24日(土)13:00〜15:30
会場:北海道立旭川美術館 講堂(定員80名)
記念講演
「アロイーズの芸術と生涯について」
ジャクリーヌ・ポレ=フォレル(医師・アロイーズ財団会長)※通訳有り
スイス・アロイーズ財団の会長であり、アロイーズ研究の第一人者であるジャクリーヌ・ポレ=フォレル氏は、精神病院に入院中のアロイーズと1941年に出会い、その後、訪問を重ねて必要な画材を提供し、制作を亡くなるまで見つめてきた方です。ジャクリーヌ氏による記念講演ではアロイーズの生涯、制作の様子や世界観について話していただきます。
※都合によって講演内容を変更する場合もございます。
※都合によって講演内容を変更する場合もございます。
北海道のアウトサイダー・アート展 トークショー
「知られざるアーティストたち」
工藤和彦(陶芸家・本展アートディレクター)
近年注目を浴びているアウトサイダー・アートは北海道においても見出すことができます。
本展で展示された作品を中心にその創作の背景を紹介します。
○独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
○主催/NPO法人ラポラポラ
本展で展示された作品を中心にその創作の背景を紹介します。
○独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
○主催/NPO法人ラポラポラ
ミュージアムハープコンサート
1回目 2009年11月22日(日)
2回目 2009年12月23日(水)
3回目 2010年1月14日(木)
時間: 14:00〜15:00(共通)
場所: アロイーズ展会場
ハープ奏者 池田千鶴子
武蔵野音大ハープ科卒業。
アメリカ、ミネソタアウグスブルック・カレッジにてミュージックセラピー法を学ぶ。
ハープを携え、戦火のサラエボ、ベトナムの障害児施設、阪神大震災直後の神戸、函館のホスピス、全国の学校、テロ後のニューヨークなど、世界中のあらゆる場所をステージに“心のケア”を題材とした個性のある演奏活動を行なっている。
スピリチュアルなハープの音色がアロイーズの世界を醸し出します。
アメリカ、ミネソタアウグスブルック・カレッジにてミュージックセラピー法を学ぶ。
ハープを携え、戦火のサラエボ、ベトナムの障害児施設、阪神大震災直後の神戸、函館のホスピス、全国の学校、テロ後のニューヨークなど、世界中のあらゆる場所をステージに“心のケア”を題材とした個性のある演奏活動を行なっている。
スピリチュアルなハープの音色がアロイーズの世界を醸し出します。
ギャラリートーク
場所: アロイーズ展会場
日時:10月31日から毎週土曜日 14:00〜15:00
ナビゲーター:工藤和彦



